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司法書士について②

新たな挑戦をするにあたり、やはり年収面はとても大事である。

司法書士の年収については…なかなか難しいところもあるようだ。

 

仮定としては…

  • 登記は頻繁にあるものでは無いので継続収入が無い
  • 小規模事業者が多く報酬水準が低い

では以下の通り比較してみたい。

司法書士

l  登記1件:5~15万円平成28年の司法書士1人あたりの権利に関する登記事件数は全国平均で384.9件となっております。(参考 P105>>登記による年間報酬は一件7万円とすると30072100万円

l  成年後見1件:26万円/一人当たり45件程度担当(参考>>3万円*3件*12か月=108万円

l  上記を合算した平均売り上げは約2200万円で経費や税金を800万円と考えると利益は1400万円程度

l  そこから6割を手取りとすると840万円程度になる*なお都市圏のほうが価格競争になりやすい(参考

 

税理士

l  一人当たりの平均売り上げは800900万円程度税理士1名で開業した時の事業所の売り上げは2000万円程度となる(参考

l  年収も800900万円程度が目標値となる

 

司法書士も税理士も、資格を取って起業すればよいかというとそういったものではないのだなと改めて認識する。

一方で定年がなく一人親方なら長く続けやすいというメリットは大きいだろう。

 

当然のことかもしれないが、資格を取って起業したからといって多額の報酬が得られるものではないなという印象。

確かに弁護士は司法試験制度の改定後に稼ぎにくくなり、大手弁護士事務所の方が特に稼げるようになった。

同様に税理士になった場合も大きな会計事務所に英語力を活かして転職する方が良いのかもしれない。